快適な睡眠で免疫力・ホルモンをUPしましょう

快適な睡眠で免疫力・ホルモンをUPしましょう

sleep: 睡眠


 

大切な「眠る」という本当の意味を知っていますか。

新陳代謝は深夜に行われています。

何10万年前もの人類の歴史上、夜が照明等で明るくなり活動し始めたのは数百年前頃からのことです。人は長い間、夜は寝て、昼間に活動する生活パターンはDNAの中に刻み込まれています。昼間の太陽からの紫外線によって、細胞分裂という複雑な過程中にDNAが傷付かないように夜に新陳代謝(細胞の入れ替わり)が行われるのです。

睡眠には、1日の活動で疲れた身体を休息させ、必要な力を準備するという大切な役割があります。

そうです。睡眠の目的は、脳内のいくつかの脳内化学物質を補充し、ニューロンがうまく発火できる状態にすることです。それによって脳の機能を回復させることができます。

 

 

また眠っている間には、さまざまなホルモンやホルモンに似た物質が分泌されていて、これらによって、脳や身体がしっかり休まり、傷ついた細胞が修復することで、私たちは毎日元気に過ごすことができるのです。
どんな病状でも、身体を治す一番の基本は睡眠です。睡眠中は、免疫の働きと治癒作用が最も盛んになります。

医学研究からから見た「睡眠」の重要性
最近の研究では、一日の睡眠時間が7~8時間の人の死亡率が最も低く、6時間以下の睡眠は死亡率を高めることが明らかになってきました。ところが米国調査会社の報告では、日本人の約4割が睡眠時間6時間以下という結果になっており、日本人の睡眠を見直す必要性が指摘されています。
短時間の睡眠や質の悪い睡眠を続けると、脳下垂体ホルモンの分泌が低下して皮膚に張りがなくなったり、がん細胞の見張り番であるナチュラルキラー細胞が減少して発がんリスクも高くなってしまいます。
睡眠と肥満の関係も注目されています。米国コロンビア大学の研究では、7時間以上の睡眠をとる人に比べて、4時間以下の睡眠では73%も肥満になりやすく、5時間睡眠では50%、6時間睡眠でも23%肥満になりやすいとされています。また、スタンフォード大学の研究では、睡眠時間が短くなると食欲抑制ホルモンであるレプチンが低下し、逆に食欲刺激ホルモンであるグレリンがたくさん生産されることもわかってきました。
日本人の約40%が睡眠時間6時間以下であり、男性よりも女性の方が睡眠時間が短いという調査結果は、女性の肥満体質の原因の一つを表しているのかもしれません。

快適な「睡眠」ができている人は少ない!
日本人を対象にした調査では、5人に1人が睡眠に何らかの問題を抱えているといいます(厚生労働省より)
そしてある統計によると、日本人の10人に一人が向精神薬を飲んでいるそうです。。
現代人にとって睡眠不足は慢性的な問題です。睡眠不足による悪影響は身体と精神の両面に及び、眠気やだるさ、集中力の低下はもちろん、抑うつ状態や生活習慣病など重大な病気にもつながります。
そこで、睡眠薬や向精神薬で強制的に眠ったとして、解決できるのでしょうか?
イイエ、ただ眠ればよいということではありません! これら睡眠の持つ役割をしっかり果たすには、質のよい睡眠が大切なのです。寝つきがよく途中で目が覚めない、そして朝はすっきり目覚められる。そんな睡眠こそ、質のよい睡眠と言えます。

 

 


 

質の良い「睡眠」へと導くことが出来るように上部頸椎治療で脳幹の働きを整えましょう。
そんな睡眠に大きく関わるのが、メラトニンという脳の松果体から分泌されるホルモンなのです。そして「幸せホルモン」と呼ばれているセロトニンは睡眠に関与しているメラトニンという物質の原料にもなるため、心の安定だけでなく、夜に眠り朝に目覚めるという1日のサイクルにも影響を及ぼしています。
また、自律神経、つまり交感神経と副交感神経のバランスがみだれていることも原因です。日中、緊張しすぎると、日が沈んでもリラックスできない。または夜おそくまで仕事をしている場合、緊張からリラックスに切り替わるまでの時間が足りません。その自律神経は、脳幹の一部である視床下部からコントロールされています。仕事や家族間の対人関係etc、大きなストレスに心当たりなく睡眠障害に陥っているならば、上部頸椎を調整して解決できることが出来ます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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