上部頸椎を整えて五臓六腑の働きを正常にしましょう!(大腸)

上部頸椎を整えて五臓六腑の働きを正常にしましょう!(大腸)

整えましょう「大腸」

腸は消化、免疫、解毒の3大機能を担い、健康の秘訣は免疫システムを支える腸内細菌にあるといわれています。加えて幸せ物質であるセロトニンの生成も腸内細菌が大きな役目を果たします。睡眠障害、うつ傾向、精神障害を患っている方は、腸内細菌のバランスが乱れている方も多いのも事実です。

大腸では発酵と腐敗の両方が起こっています。腸内細菌が食べカスを餌にして有害な物質を代謝産物として生み出すのですが、発酵が起こった場合には、代謝産物は腸細胞のエネルギーになり大腸の働きを活発にし、便通が良くなります。腐敗は大腸ガンに関わる物質を出すこともあり注意です。

食べカス=便が腸に長く留まることで腐敗が起こります。便の通過時間を早めて体外に排出すれば、腐敗物を溜め込まずに済むと言うことです。女性には便秘を自覚する方も多くいらっしゃると思います。元気な胃腸であれば、最低でも朝1回の排便、快調な方であれば2~3回/1日あるのが理想です。そして便秘だったりお腹を下しやすかったりと腸内環境は人それぞれなのですが、どちらも正常とは言えません。

上部頸椎を整えるとまず排泄が良くなったと報告を受ける多くの症例の中の一つでもあります。それは上部頸椎の歪みによっておこっていた自律神経の乱れが、自律神経支配のぜん動運動が動き出すことの反応により正常な排泄へと導かれるのです。

大腸のケアとメンテナンス
◯海藻や豆類、果物類などの食物繊維を沢山摂りましょう。
小腸で消化・吸収されず大腸に届く食物繊維は、大腸の掃除役と腸内細菌のエサとして活躍します。海藻や豆類、果物類に多く含まれる水溶性食物繊維は、水分を含んで便のカサを増やして柔らかくします。不溶性食物繊維はゴボウ、ニンジン、セロリ、、玄米、イモ類などに含まれて、繊維質のガサガサで腸の壁を刺激して腸の運動を活発にしたり、腸内細菌のエサにもなります。

◯抗生物質や食品添加物などの化学合成されたものは摂らないように。
腸に悪影響を及ぼす、食品や薬品を摂取しないことに気をつけましょう。腸に共生している細菌と免疫力を弱める抗生物質、食品添加物、化学物質は腸に入れないことが重要で、下剤を飲むと腸内細菌まで排泄されてしまいます。

 

 

 

 

 

 

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