化学物質過敏症、アトピー性皮膚炎、自律神経失調症

化学物質過敏症、アトピー性皮膚炎、自律神経失調症

  • お名前:S.Yさん
  • 性別:女性
  • 年齢:41歳
  • 住まい:東京都世田谷区

幼少の頃は、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、いつも落ち着きがなく、じっとしていることができなかった。20代の頃は、アレルギーがひどく、かなりの食事制限、毎日病院通い体質改善の注射をしていました。

このころより眠ることができなくなり、いつも朝方になっていた。風邪はよくひいていて、マイコプラズマなどにかかっていました。30代前半に科学物質過敏症を発症してしまい、顔は赤くただれて、全身のひどいかゆみで毎日眠ることができませんでした。だいたい1時間くらい眠ることができても、ひどいかゆみでじっとしていることすらできませんでした。かきむしりすぎて全身にわたり血だらけ、髪の毛は頭皮をかきすぎて毛がぬけおちてまゆ毛すらぬけてしまっていました。

目のかゆみがひどく、かかないでたたいていました。だんだん目も見えなくなり、光を見ることも辛くなってこのまま見えなくなってしまうのかと思いました。そして白内障になり、日常はサングラスをかけて皮膚のただれがひどくて、空気に肌がふれただけで、ちくちく痛みました。この頃は白光アレルギー、電磁波過敏症、アレルギー性皮膚炎だと思っていたのが、すべて自律神経の乱れで、科学物質過敏症だと医者から言われても信じることができず、仕事もやめて家から一歩もでることができない生活になりました。

毎日全身がむくみ、立っていることも座っていることもできないまま、この歳で寝たきりになるかと思いました。

食事をとるたびに何かアレルギー反応をおこし、かゆみ緩和で大事で泣き叫び、あまりにも辛いときは、お風呂にぬるま湯をはり、4時間ぐらい水の中で過ごしていました。1日4Lの水を飲み、電磁波がでるからとテレビや電気製品はつかわず暗くして本や雑誌はインク臭で見ることができず、ただかゆみとただれた皮膚の痛みにたえながら眠ることもできない毎日でした。

3年ぐらいこのような日々をおくり、治療に初めてきた頃は少し外に出れるようになり、皮膚の症状も落ち着いてきたころで、なかなか仕事が続かなくて、たまにひどいアレルギー症状に悩んでいた。

週2回から通い始めて1ヶ月ぐらいしてから、仕事で朝4時に起きて継続して働きにいけるようになってから5年ほどたちます。一番うれしかったことが、アレルギー症状がほとんどでなくなり、良く眠ることができるようになった。病気を気にして何もできなかった私が、今は何でも根気よくできるようになったことには両親もおどろいています。自分でも立った時の位置が違う、落ち着いて眠ることができる。朝起きることができなかったが起きれるようになった。仕事もがんばれるようになった。疲れにくくなった。

このように色々なことが改善されてきました。治療を始めてから数年たちますが、最近会う友人に肌の調子が良さそう。顔、整形したの?とか言われ、アレルギーが出なくなって歪みがなくなってきたのかなぁと自分でも違うような気がします。