睡眠障害(不眠症・過眠症含む)

睡眠障害(不眠症・過眠症含む)

良質な睡眠をとる大切さを考えましょう

 

健康なカラダを作るために睡眠は非常に重要ですが、睡眠が私たちの体にどのような効果をもたらしているか皆様の知るところと思います。当院にいらして来る方々は、頭痛、手の痺れ、腰痛のみならず、現代病の自律神経失調症の方が多くいらっしゃいますが、その中でも睡眠障害はトップに入るほどの困りごとのようです。癌や線維筋痛症などの自己免疫疾患の症状の始まりは、倦怠感や不眠のようです。万病の始まりに睡眠障害を訴えがあるのも見逃せないです。

睡眠障害が日常茶飯事になっていてどうしたら良いかわからなくなり、睡眠薬も体に悪いのではないかと疑問をお持ちの方が、もしかしたらと私どもの施術を受けていただきますと、ほとんどの方が数ヶ月内には、 ”寝起きが良くなりました””寝つきが良くなりました”とおっしゃるようになり。続けていくうちに ”よく眠れるようになりました!”との喜びのお声を聞くようになるのです。

心悩ます日々とともに、良く眠れない日が続いた時には食欲や元気までなくなってしまいますよね。

睡眠障害や不眠は,昔はそれほど多く聞きませんでした。高齢者の方が寝つきが悪い、何度も夜中起きてしまうなど何かしらの疾患に伴う睡眠障害はよくありました。今では老いも若きも社会全体に広く蔓延しています。

そして大変驚くべきこと、子供の世界まで広がって睡眠障害や不眠に悩む子供が急増しています。

睡眠障害に対する欧米での認識

生命エネルギーを循環させるためには、良質な睡眠が必要なのです。

そして、睡眠は幸福に不可欠な要素でもあります。

どういう食事をするか、いくらおカネを使うか、どこに住むかなどよりも、昨晩どのように眠ったかのほうが、私たちの生活に大きな影響をおよぼすとも言われています。自分の想像力や感情、健康、技術を習得したり問題を解決したりする能力など、私たちが”自分”らしさを形作る性格や思考、行動力etcあらゆる要素は、あなたが毎晩頭を枕に横たえている間に脳の中で処理していることの副産物に過ぎないのです。

しかし、毎日その日を何となく過ごすことだけにとらわれている方は根本的な対策をとらず、寝酒や睡眠薬などでその場しのぎの対処を取っている方がほとんどのようです。

現在も日本の医療現場で多種多様、かつ大量に出されているベンゾジアゼピン系の睡眠薬ですが、1985 年に英国では、国民医療保健サービス(National Health Service [NHS]) の下で処方可能なベンゾジアゼピンの制限リストが導入されています。とともに有名なアシュトンマニュアルでベンゾジアゼピン系の睡眠薬を断薬することに成功している方々がいらっしゃいます。残念ながらここ日本は、薬の大量処方はすれど睡眠薬おろか精神薬の減薬方法もトレーニングを受けておらず、働き盛りの大人どころか子供や学生に至るまで薬の依存状態を作り出しているのが現状です。

元気に生き生きとした生活を送るどころか無限大の能力や生命エネルギーを奪い廃人に近い状態にしているのは無視できない出来事です。

ここ最近ようやくNPO法人etcの働きかけで、厚労省が多剤併用に制限を設けましたが、もうすでに1990年代から始まった精神薬の害でどうにもならなくなった多くの方々をどう救っていくのかを一緒に考えていきたいと思います。そして、今睡眠障害に悩まれている方々に薬だけでない、本当に輝くことができる方法があることを知り実践していただき、生き生きとした社会生活を送り笑顔が溢れる毎日、より良い人間関係を築いていって欲しいと願っております。


睡眠は、明日の私の元気の元

睡眠時間は人生のおよそ1/3も占めており、睡眠を取らないで生きて生きるとしたら、その分多くのことが出来ます。自営業者・役員の方々で仕事を立ち上げたばかりの当初はやる気と意欲に満ちているため24時間365日働き詰めです。(その気持ちわかりますよ)   その方々の口癖は、「寝ずとも食べなくても大丈夫!」。

しかし、実際には、睡眠には成長・生命維持機構が託されているので、睡眠なしにはわれわれは生きていくことは出来ないのです。

そこには、ただの脳の休息にすぎない睡眠のもつ重要な役割を理解することが一番です。

  • 1.体と脳の両方を休息させ、かつ日中傷ついた細胞の修復をしています。
  • 2.脳の過熱を防いで、脳自体を休息させます。
  • 3.心身の活動エネルギーを保存します。

睡眠には心身の疲労回復させるのはもちろん、免疫機能を強化するという役割もあります。逆に、適切な睡眠がとれていないと、日中に眠気・だるさ・集中力の低下などの悪影響が生じ、仕事や私生活にも影響が及んでしまいます。さらには、抑うつ状態に陥ったり、生活習慣病のリスクを高め、症状を悪化させたりすることもわかっています。

「食べることもそこそこに睡眠時間を削って働く」その苛酷の毎日を送った結果、自律神経失調症になり不眠からうつ病、精神薬を大量に飲む続けることにより統合失調症となっていった人を当院では多く見受けます。気付いた時には、身体の生理機能が大幅に狂ってしまったため自分ではどうにもならなくなってしまってるのです。


それでは、快適な睡眠をとり、日中をすっきりした状態で過ごすためにはどうすればよいのでしょうか?

その前にあなたは、睡眠障害の自覚はありますか。


睡眠障害の種類と不眠症の原因

睡眠障害を診断するときの基準について見てみましょう。不眠症とは、眠りたくても眠れないという状態です。症状は以下の症状のうち1つ以上当てはまり、それが週3回、三か月以上続いた場合、不眠症とされます。

表1 不眠症を診断するときの基準(睡眠障害国際分類第2版)

Ⅰ. 睡眠の質や維持について訴えがある。

  • なかなか寝付けず、寝るまでに1時間以上かかる(入眠障害
  • 一晩に2回以上目が覚めてしまい、その後なかなか寝付けない(中途覚醒
  • 朝の目覚めが普段より2時間以上早く目覚めた後眠れない(早朝覚醒
  • ぐっすり眠った感じがなく、寝たりなさが常に残る(熟眠障害

Ⅱ. 訴えは適切な睡眠環境下において生じている。

Ⅲ.   以下の日中の機能障害が一つでもある場合。

  • 倦怠感あるいは不定愁訴(検査をしても異常がないが、体調不良がある)
  • 集中力、注意、記憶力に問題がある
  • 社会的機能の障害
  • 気分がよくない。あるいは焦った感じがする。
  • 日中の眠気がある
  • やる気が起きない
  • 仕事中、運転中のミスや事故の危険を感じる
  • 睡眠不足のため緊張、頭痛、胃腸に症状がある
  • 睡眠に関する不安がある

これらの症状は人によって同時に複数あらわれることもあります。原因は様々ですが、就寝環境やストレス、うつ病などの心の病気、また、呼吸器や心臓、胃腸などの身体の病気や、痛みやかゆみ、悪心などの身体の不調なども不眠の原因です。

倦怠感、頭痛、集中力の欠如、日中の眠気、やる気の低下、仕事のミス、いまの私たちには多くの方々が当てはまっていると感じることでしょう。
一番多くの方が困ってらっしゃるのが不眠と思われますが、原因は5つに分かれています。

 

表2 不眠の原因―5つのP
●身体的疾患に伴うもの(Physical)
中枢神経疾患、循環器疾患、呼吸器疾患など

●生理学的不眠(Physiologic)
時差ボケ、交代勤務、短期間の入院など

●心理学的不眠(Psychologic)
精神的ストレス、喪失体験、恐怖体験など

●精神疾患に伴うもの(Psychiatric)
うつ病、統合失調症など

●薬理学的不眠(Pharmacologic)
高脂血症治療薬、食欲抑制剤 、ステロイド、降圧薬、抗潰瘍薬 、抗うつ薬、抗パーキンソン病薬、インターフェロン(抗ウイルス薬)、気管支拡張薬、抗結核薬、また、抗ヒスタミン薬は、日中の眠気が出ることもあります。

嗜好品(お酒・コーヒーやお茶・タバコ)などにはアルコール、カフェイン、ニコチンなどの不眠症になる原因の成分が含まれています。

 

上記のように不眠症の原因はさまざまです。不眠で受診したのに、問診はそこそこで終えて睡眠薬だけ処方してもらう、というのは問題そのものをこじらせてしまいますのでお勧めできません。

当院にもベンゾジアゼピンの依存症状により薬をやめずらくなってしまっている方が多いからです。

問診そこそこで不眠のあるなしだけで眠剤を処方する、そういう診 察になってしまう医師がいたとすれば、問題があるといえます。原因が違えば治療法・対処法も違いますし、そもそも睡眠薬を使うべきかどうかも変わってくる からです。

身体の病気が原因だと疑われれば、身体の精査が必要です。生活リズムの乱れが原因なら、生活リズムを改善する手段を話しあうことになります。うつ病など が原因であれば、睡眠薬より抗うつ剤を使う方がよいかもしれません。服用中の薬の副作用が原因であれば、その薬をやめられないか考える方が先決です。

きちんとした診断のためにしっかり、問診をしてくれる信頼できる医師を探しましょう。そして本当に薬で解決できるのかを真剣に考えてみてください。

 

その他の睡眠障害

  • 過眠症 日中の耐えがたい眠気、居眠り(ナルコレプシーなど)
  • 睡眠呼吸障害 睡眠に関連した呼吸障害(睡眠時無呼吸症候群など)
  • むずむず脚症候群 就床時に下肢に不快な異常感覚が生じ、動かさないといられない
  • 周期性四肢運動障害 寝入りばなにふくらはぎや足先がびくつく
  • 概日リズム睡眠障害 睡眠と覚醒のリズムが外の時間と同調できな くなったもの(睡眠相後退症候群など)

 


睡眠に影響を与える2つの生理機能=自律神経(交感神経・副交感神経)

仕事で結果を残し、充実した私生活を送るためには心身ともに健康であることが不可欠です。

ある統計によると、日本人の4、5人に一人が睡眠障害や不眠であり、10人に一人が向精神薬を飲んでいるという調査結果が既に出ています。そうなんです! 睡眠障害は、精神を枯渇させるため精神疾患への道を辿ってしまう方が多いのです。

社会的背景だけのせいなのでしょうか。。。。

人間関係がギスギスしている。定職についているけれど、人員削減でこれまでの2倍も3倍もの仕事を任されて、疲れ果てている。

家族の問題。父または、母の過干渉 or 虐待。どちらも行き過ぎは精神や身体に悪影響を及ぼします。夫または、妻のパワハラ。

職場での人間関係。でも仕事を変わることは怖いのでできない。

または、夜になると目がさえてネットやゲームをしていたら、ますます昼夜逆転してしまった。


いずれにしても、自律神経、つまり交感神経と副交感神経のバランスがみだれているのです。

日中、緊張しすぎると、日が沈んでもリラックスできない。または夜おそくまで仕事をしている場合、緊張からリラックスに切り替わるまでの時間が足りません。

交感神経は頭に血を上らせ、心拍数を速め、筋肉を緊張させます。体の一か所でも緊張していると、絶えずそこから電気信号が脳に送りつづけられるので、脳は眠らせてもらえません。つまり不眠になります。

それでは、睡眠薬はどうでしょうか?

睡眠薬は、脳の神経伝導を化学的に切断します。つまり脳内の電気の流れを止めるだけで、体の緊張をゆるめることはしません。体が緊張したまま、脳だけが眠らされている状態なので、疲れが取れるはずがありません。


長年睡眠薬を飲んでいることにより、肝臓・腎臓の機能が低下し解毒機能が低下するだけでなく薬物依存症という自分の意思だけではどうにもならなくなってしまう状態になる危険もはらんでいます。

ただグッスリ眠りたいだけなのに、、、

体はグッタリ、スッキリ起きれず、ますます薬の量は増えていき頭の回転は鈍くなり不安感だけが増していき、人と会っても楽しくない、気楽に会える友人とも疎遠になってしまった・・・

 

特に子供の場合は、健全な心身の成長そのものに影響を与えるので、大きな問題と言えます。将来の日本を支える健全な世代が育ちにくい可能性を秘めているのです。

私達は、このような時代の流れに流されていては、自分自信を見失ってしまいます。自分自身で健全な成長や生活をができ、睡眠障害、不眠、うつ病などにかからないよう、しっかりと自己防衛できる価値観を持つことが求められているのです。

睡眠は生命エネルギーです。そして、睡眠障害や不眠はその生命エネルギーを奪い、様々な疾患を引き起こします。人生を元気に有意義に生きるために、睡眠障害や不眠を克服して、生命エネルギーに満ち溢れた生活をしましょう!

私たちが考える睡眠障害の根本原因とは!

このような不眠を主症状とした自律神経の失調を長く放置していますと、様々な病気が発症していきます。では、その睡眠障害は、どうしたら改善できるのでしょうか。長年いろいろなことを試してきた方々を多くみましたが、薬だけで解決するのは難しいです。ヨガや、マッサージ、呼吸法、自律神経訓練法などは良いのですが、すぐに効果が出るわけではありません。

人は皆、脊椎のどこかで微妙な骨のずれにより神経の圧迫(サブラグゼーション)を生じています。
多くの場合、頭の下や頚椎(首)の部位に神経の圧迫がみつかりますが、それら骨の不整合(骨のズレによる神経の圧迫)の解放が必要なのです。第一頸椎と頭蓋骨の接合部は、12対の脳神経が発生する大事な部位です。 また、23個もの骨の組み合わせからからなる頭蓋骨は結合部分が多いため歪みやすく、上部頸椎治療(アトラスオーソゴナルカイロテクニック)が効果を発揮するのです。


 


この上部頸椎(第一、第二頸椎)に歪みが生じますと、脳幹からの神経伝達が正しく伝わらなくなるので、自律神経の乱れ・ホルモンバランスの乱れが起こってきます。そのため不安や不眠だけでなく、頭痛や肩こり、免疫低下が起こり風邪を引きやすく、なかなか治らないという身体の状態になってきます。

 

欧米において自律神経失調症から起こる様々な不定愁訴に、カイロプラクティックが有効と言われます。世界でカイロプラクティック医師は、むち打ちの概念を修了し、実際にズレた頚椎を矯正できる「唯一の専門職」と言われています。

当院・表参道 整体・カイロプラクティックのヘルシーラボRyju(リジュ)の上部頸椎治療(アトラスオーソゴナルカイロプラクティック)は、頭蓋・アトラス・アキシス(上部頸椎)の不整合を正すことにより神経干渉を取り除き、視床下部から内臓への神経伝達を正しく伝えるようにするため、他の手技の整体・カイロプラクティックでは得られない即効性を感じて頂けるのです。

当院の上部頸椎治療は、カイロプラクティックの中でも特にむち打ち症や頭部外傷に有効な、アトラスオーソゴナルカイロプラクティックを創始者ロイ・スゥエット博士より直接指導を受けております。

3次元的な頸椎のネジレを正常な状態へと矯正することにより、脳の指令が身体の隅々まで伝達するようになります。

単に薬で表面的に症状をカバーするだけでなく、この睡眠障害の根本原因を探し、それを除去してあげる必要があるのです。睡眠障害で慢性疲労が抜けない、明るい未来がイメージつかない、今の不安の状態から脱出したいetc ,必ず元気な身体になり心にゆとりと人生が明るく未来あるものに変わりますから、あきらめずにご相談ください。

 

※頚椎の彎曲、変位、捻り、歪みを放置しておくと姿勢に影響してあらゆる病気に繋がります


自分でできる改善方法


◯脳疲労を取り除く
脳疲労がある方は痛みに我慢強い反面、身体の変化を感じなくなっているため、施術後の微細な変化を感じることが難しいようです。そのため、強いマッサージやボキボキと骨を動かす整体を好みますが、関節の靱帯を伸ばしたり損傷するためお勧めできません。疲労や痛みなど身体の声を聞いてあげ、身体が喜ぶ当院・表参道 整体・カイロプラクティックのヘルシーラボRyju(リジュ)の上部頸椎治療をお受けすることを勧めます。

  • 初期の段階
    ゆっくり休むー不安感や気分の落込みが強い人は、思い切って何もせずにボーッとしてみましょう。 好きなだけ寝るのもおすすめです。 または、今の環境から離れて南国でゆっくりするのも良いでしょう。 仕事が忙しすぎたり、強いストレスが長く続いて交感神経が優位に働きすぎてしまった人は、 いざ休めと言われてもどうしていいか分からないかもしれません。 まずは疲れた身体を癒す事を第一にしてください。 何もしないで休んでいると、身体は自然と回復してきます。 ゆっくり休む事で、脳が次第にリラックスしていき自動的に副交感神経の働きが良くなってきます。
  • 回復期
    瞑想をする「8週間以上瞑想を実践した人は、 アルファ波と呼ばれる特別な脳波をよりうまくコントロールすることができた。」 との研究結果が発表されています。 ※アルファ波とは、リラックスしているときに多く出現する脳波で脳や意識の状態によって 変化することが知られています。


◯規則正しく、バランスの良い食事をする

睡眠が不足すると、食欲も湧きませんね。そして、ついつい朝食や食事を抜きがちになってしまいます。しかし、「よく噛んで食事を摂る」ということは、体内時計を整えて睡眠のリズムをよくすることにつながっています。 そのため、寒い日にスッキリ起きるためには食事もできる限り一定の時間帯に規則正しく摂るのが望ましいのです。

  • 食物繊維が多い野菜類、全粒粉、キノコ類、海藻、雑穀米などを食べる。食物繊維が多い食べ物は腸内での栄養吸収に時間がかかりますが、食べ物が腸内を進む時に副交感神経が優位に働くので、吸収が遅いものほど副交感神経が働くようになります。
  • ストレスを受けやすいのでビタミンB類を多く含む、豚肉・レバー・青魚やミネラルが豊富な浄水された水を沢山摂るようにすると弱った神経の栄養になります。
  • ビタミンCの多いフレッシュなフルーツや野菜を積極的に摂りましょう。

◯寝る前の食を変える
1、お菓子やジャンクフードの代わりに果物やナッツを用意

睡眠不足のときにお菓子が欲しくなる生理的メカニズムがあります。そもそも糖質は体のエネルギー源です。

血糖値を上げ一時的に疲労が回復することから、睡眠不足で疲れを感じているときには、糖質の多い食べ物が欲しくなります。

さらに、睡眠が足りていないときには、意思決定に関わる脳機能が低下していますので、悪魔のささやき(チョコやジャンクフード)を無視するのが普段より難しくなります。

また、睡眠不足による食欲調節ホルモンの変化が、糖分、ナトリウム、脂肪、飽和脂肪を多く含む食べ物への欲求につながる可能性があるようです。一方、お菓子をやめ栄養を改善することで、ホルモンや神経伝達物質に働きかけ、認知機能の改善や疲労の軽減睡眠の質向上が可能なこともわかってきています。

ある研究では、ハードで寝れない職業の代表ともいえる医者245人を対象にした研究結果より以下のアドバイスを提唱しています。炭酸飲料やお菓子の代わりに、糖分と飽和脂肪を減らした健康的な選択肢を用意したところ、睡眠不足からくる脳の曇り集中力の低下イライラの軽減に役立つ可能性があることが示されたことより、生活習慣病を引き起こす恐れのあるジャンクフードを意識して栄養価の高い食べ物に変えていくようにしましょう。

具体的には、以下のような食べ物を手の届く範囲にそろえておくことで、睡眠不足による悪影響を減らせるかもしれません。(ご自身のアレルギーや食の制限ある場合、考慮してください)

  • 果物
  • 野菜
  • 無塩ローストナッツ
  • サラダ
  • スムージー
  • カッテージチーズ

2、寝る前に食べてはいけない食べ物

就寝2時間前には何も食べない方が理想ですが、現代の忙しい方々や受験前の学生さんはそうはいきませんよね。しかし食べるものを選ばないと、あなたの胃腸は大変なことになります、消化不良や胸やけ、胃酸の逆流は、深夜にそうしたものを食べた結果です。最高の朝を迎えるために、以下の食べ物は控えましょう。

  • 糖分や炭水化物を多く含むクッキーやアイスなどのお菓子
  • 脂肪分が多い食べ物(揚げ物)
  • 消化しにくく、消化するのに時間がかかる食べ物(スパイスを使った料理、カフェインやアルコール、肉料理)

3、コーヒーは14時までに。

コーヒーの75%が体外に排出されるまで、8~10時間ほどかかるそうです。つまり、午前中のコーヒーは、不眠にも影響が少ないと考えられますが、14時以降は控えたほうがよさそうです。

寝る前の軽食として、コーヒーはもちろん、ワインとチョコレートもNGです。チョコレートは身体を興奮させるカフェインを含んでいます。実は、チョコレートにはアルコールにも似た作用があると言われています。また、お酒は眠気を誘うと思っている人が多いでしょうが、実はその逆で、体を興奮させて睡眠の妨げになります。

有酸素運動であるウォ―キングが取り入れやすいでしょう。20分以上、週3回以上行うのが効果的です。有酸素運動は血行を良くする働きがあり適度な呼吸により多くの酸素を取り込むことが出来ます。 運動をする事で筋肉がほぐれて血行が良くなり、疲労物質や老廃物も排出されやすくなります。ヨガやストレッチ運動も良いでしょう。

◯呼吸法を取り入れる
呼吸は吸う時は交感神経が優位になり、酸素を吐く際は副交感神経が働きます。自律神経失調症の人は酸素を吐く力が弱い傾向にあるので、深呼吸をすることによりリラックスな状態を作って上げましょう

◯身体を温める


身体を温める事が症状を改善するのに良いです。特に冬は手足を温めるのは勿論、首や腹部、背中を温めるようにすると血行が良くなりリラックスできます。
首と頭の部位には、中枢神経・延髄部と身体をコントロールする神経が集まっているので、夏でも冷房が強い場所ではスカーフなどで保温に努めることをお勧めします。38~40℃くらいのぬるめのお湯につかるのも必要です。シャワーですます方も多く聞かれますが、真夏でも冷房で体は冷えています。ぬるま湯につかってリラックスしながら体の芯を温めましょう。 自律神経失調症の方は胃腸が弱い方が多いのです。冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎないようにする事も大切です。 お白湯を飲んだり、温かい食べ物を食べて身体の内側から温めていき、熱を生めるようにすることを目標にしましょう。

◯真夜中に仕事をしない
残業や自宅作業などでついつい夜に働いてしまいがちな人は、注意が必要とのこと。 体の本来のリズムを保つためには、集中力が必要な活動は夜にしないほうが良いようです。

朝型に切り替えると、ストレス軽減ホルモン「コルチゾール」が分泌し、新陳代謝が活発になると言われているようです

 

◯自然光を取り入れる
暗い部屋では、脳内で「メラトニン」の分泌が増え、眠たくなると考えられてます。逆に明るい光を浴びるとメラトニンが減り、覚醒状態になると言われています

起きるのがつらい朝は、少しの時間でも窓辺で日光を浴びると、ぱっちり目をさますことができるかもしれません。

 

◯スクリーンを見るのは眠りにつく2時間前まで
テレビやタブレット、スマートフォンなどの強い光を見ると、メラトニンが減少し、覚醒状態になると言われています。よく眠るためには、就寝前の強い光を避けたほうが良いです。

これら自己養生を長くされている方は、自分の内なる声を聞くことができるようになり体の変化に応じて何をするべきなのかをうまくキャッチ出来るようになり、その場その場に応じた休養、食事、補水、運動、心の持ち方、感じ方の処理が上手です。心が整っているとアトラスオーソゴナルカイロの施術も生きてくるようです。

※睡眠障害と寝酒について

日本では、医師の診断・治療を受ける前に、寝酒によって睡眠障害を解決しようとする悪い習慣がはびこっています。さらに最近では、ドリエルで有名になった睡眠改善薬を常用する人も出てきて、状況を更に複雑にして悪化させています。

日本は、睡眠障害に対して寝酒を多用する世界一の国と言われています。確かに、少量のお酒を飲むと、脳の活動を抑える神経伝達物質が増えるので入眠には有効です。

しかし、同時に睡眠をコントロールする脳細胞の働きを悪くするため、 浅い眠りの時間が増え、良質な睡眠が得られなくなります。厚生労働省が研究委託した研究報告でも、寝酒は不眠のもと、と明言されています。したがって、先ずは寝酒を断ち、専門医の診察・治療を受けることになります。

そしてもっと恐ろしいことには、睡眠薬や精神薬が強すぎたりすると、一時的に認知症に似た症状が起きることがあります。とくにお酒といっしょに服用すると、薬の働きが強く現れて、一時的な 記憶障害(自分の言動を覚えていない)が起きたり、絶望にも似た最悪の精神状態になったり、睡眠薬を飲んだのに逆に興奮してしまう(逆説反応といいます)ことがあります。アルコールといっしょに 飲むことは絶対に避けてください。

 

10年以上不眠症etcで精神薬を服用し、明るい未来に希望が持てなかった男性からの喜びの声

お名前:K・Aさん    性別:男性      年齢:41歳    職業:美容師    お住い:東京都

症状・病名 不眠症・パニック障害・自律神経失調症

2018年1月〜 現在は3週間に1回 現状 かなり良くなった

20代後半に転職をきっかけにストレスが溜まり不眠症になりました。その後パニック障害の発作が起こるようになり、投薬などで凌いでいました。一時は良くなりましたが、根本的にはあまり変わっていない感覚があり、行動範囲や思考もネガティブでかなり狭い範囲の生活をしていました。

経過
2018年1月初診 初診から3.4ヶ月は1.2週間に1度の通院
やって頂くと首、肩が軽くなる。思考などは諸症状は変わらず。

2018年8月頃〜
明確に違いを感じたのがこのくらいだったかと思います。身体全体的な重さ、怠さなどがなくなり疲れなどが気にならなくなる、また回復が早くなる。自然と行動的になり、今までより生活範囲が広がりました。行動するので、その結果ストレス解消も出来てきた。

2018年11月頃〜
このくらいから完治とまでは行きませんが、生活していて諸症状や不安感などに囚われる事はほとんどなくなりました。発作が起きそうな場所に行く前のドキドキ感や脱力感もなく、それ自体を気にする事がなくなったり、気になってもすぐに考えなくなっていました。同時に自分の思考や行動を整理、または改善していくことまでできました。これも身体の安定あってのことで、思考や行動だけを改善しても結局身体のバランスが悪ければ引き戻されてしまうんだとおもいました。

2019年12月現在
上記の生活を繰り返し、現在も月1回程の通院で体調を維持、もしくは生活の質はだいぶ上がっていると思います。もちろん元々の性格もありますので、過度に心配したり、不安になったりすることもありますが、それ自体が自然に消えたり、切り替えたりする事ができるようになりました。またそういう思考に身体が引っ張られなくなったので、滅入る事がなくなったんだと思います。

発症から10年以上ですが、ここまでになる自分は当時からすると全く想像つきませんでした。これをご覧になってる皆様も現状がすべてではなく、何かをきっかけに変わる事があるという事を信じて頂ければ幸いです。(自分もすがる様な思いで色んな体験談や経緯などを探しまくっていたので)

(上記の反応は施術を受けていただいた全ての方に起こる事象ではございません。個体差があるものということをご了承ください。)

上部頚椎治療について 詳しくはこちら