自律神経失調症(交感神経優位)の症例 (25歳男性)
コロナウイルスでのリモートワークで、腰痛・膝痛・肩凝りetcに悩まされている方が多く聞かれます。
自律神経失調症の方も情勢の変化に対応できず、胃腸症状や不眠・うつ状態など悪化している方が多いでしょう。
ましてや今年は、梅雨長く猛暑も長かったため自律神経失調症の方のみならず、みなさん身体が疲弊しています。
これから秋に向けて滋養たっぷりの秋野菜、果物、旬の魚を食べて、身体にエネルギーを与えてあげましょうね。
今回の事例は、25歳男性の自律神経の乱れ(軽症)ある方です。
当院で行なっている自律神経の状態を判断する経絡診断を使っての考察になります。
・25歳・男性・自営業
・症状:首痛、頭痛、目の疲れ、腰痛、足の痛み、睡眠は浅く日中疲れやすい
・外観:猫背、右傾き、右前方に回旋
経絡診断(アトラスオーソゴナル施術前)
⚫️各ツボの数字が高く、神経が亢進している状態である。
●グラフの青線が体の左側のツボ、赤線が右側のツボを測定、緑線は左右の真ん中を取り診断判定する。→左右の数値が一致せず、神経伝達がバランス良くない。
●肺経、三焦経、大腸経が亢進している
経絡診断(アトラスオーソゴナル施術後)
⚫️施術後各ツボの数字が低くなり、交感神経優位の状態から副交感神経優位の状態へ変化している。
⚫️左右のツボの数値は開きがあるが、全体としては正常のレンジ内に収まった
考察:首痛、腰痛に悩まされ、常日頃より整体・全身マッサージ・筋膜リリース・頸椎治療etcゴットハンドがいると言われた治療院へ行くも長く良い状態は維持出来ずにいたようです。
浅眠状態は常態化してしまっていた為、睡眠中に疲労した細胞の回復することができず、寝起きが悪い・日中の眠気・やる気が今ひとつetc 慢性疲労状態が出始めていました。
アトラスオーソゴナル施術前は、経絡のツボの数値が高めで交感神経が亢進している状態でした。交感神経が優位の状態が長期で続きますと、内臓・脳細胞などの各細胞が疲労していき慢性疲労へと突入していきます。
アトラスオーソゴナル施術後は、すぐさまリラックス状態となり体の脱力感、眠気が出ました。施術後の30分安静後は、経絡測定でも数値が低下したことから神経伝達の鎮静化を脳が指令したことが伺われます。私どもはズレたアトラスを正常に近い状態へと導いたことにより、本人の脳の指令を正しく内臓や脳、手足の隅々へ伝達するようになります。今何をしたら体の良い状態を作り出すかとご自身の脳が判断するため、個々の経絡診断の結果も違ってきます。当然、首の違和感も緩和されました。
本人の希望は、仕事へのやる気・モチベーションの維持、事業の拡大etcを切望しているため次回1週間後のご予約を取っていただきました。
慢性疲労は、副腎疲労(アドレナルファティーグ)ともほぼ同類と思われ、交感神経優位の自律神経失調症に端を発し体の生理機能(ホルモンバランス、免疫低下)が自分の体ながらコントロール不能状態になってしまっています。最近では、小学生や中学生までも慢性疲労状態が原因で不登校になっているという大学の研究発表もあります。(熊本大学附属病院小児科)
※(自称ゴットハンドは沢山いますのでお気をつけください)