ギックリ腰の原因が枕だった?
緊急事態宣言も解除になり、皆様の心も体も緩やかになってきた事でしょう。
今回の症例は、新型肺炎の脅威が大きくなってきた3月中頃、リモートワークの準備etcをする為に休暇も出勤、夜遅くまでの仕事はもちろん、心と体にストレスがかかりついにギックリ腰で動けなくなったOLについてです。
40半ば、女性
12年前より当院、上部頸椎治療(アトラスオーソゴナルカイロ)の施術を定期的に受けていた。2年前より転職先の仕事が忙しく、足が遠のいていた。今回ギックリ腰になりヒーリンングや遠隔治療を受け、緩和するような日もあるが全く動けなくなったため相談を受け出張治療をした。
- 4/5 〜第1週目 ほぼ毎日6回(出張治療 )この間も自宅で仕事をし精神的な緊張が取れない。
状態: 頸椎の配列が悪い。アトラスの状態も乱れある。脊椎の状態は平らな腰。
対応: カマボコ型の枕を就寝中に使用していたので、バスタオルに変えてもらう。
ベットのスプリングが劣化していたので、床で就寝してもらう。
仕事しているときは、腰痛ベルトをする。 - 第2週目 4回(出張治療) なんとか歩いて出社できる。腰痛ベルト使用。起床時、何かの動作時の痛みは強い。
対応: シャワーが多いので、なるだけ入浴をするようにする。 - 第3週目 1回 腰痛はほとんど気にならなくなった。起床時のみ。
- 第4週目 なし 歩行も日常動作も以前と同じようにできるようになる。
- 第5週目 1回 たまに腰の違和感がある。再発しないようにアトラス調整をしている。
このしつこい腰痛は、今回の緊急事態宣言の対応で心身ともにストレスがかかった他、良いと思い使用していたカマボコ型の枕に問題があったように思われます。
S さんは、ストレートネックで長時間のデスクワークで首肩周辺に常に痛みやコリを感じるようになったため、
ネットで良いと言われたカマボコ型の枕を購入・使用し、一時は調子が良いように思ていたようです。
この枕が頸椎〜胸椎。腰椎に長い目で見ると悪い結果を生み出すようになります。
当院にいらしている方は、頚椎に問題がある方がほとんどですが、自宅でできる様々なことを試し、悪化したため私どもの施術を受けるようになるのです。
首の湾曲を作るためにバスタオルを巻いて区部に当てて寝るのもよくありません。
第一頸椎(アトラス)の歪みを正さずに、無理に頸椎に負荷をかけると頸椎以下腰椎まで負荷をかけるようになります。
脊椎に問題があるだけでなく、脳脊髄液の循環、血流の循環、神経伝達の乱れetcといった内部問題が発生するため睡眠障害や気持ちの落ち込みetc自律神経にまで影響を及ぼしてしまいます。
Sさんは、上部頸椎治療(アトラスオーソゴナルカイロ)を2年前まで受けていたため、脊椎調整がすぐに出来、痛みが消失し楽しく仕事に励んでいます。
また、安静にしなければならないところ本人の希望で、仕事を優先したため治療回数が増えていました。
(治療回数は、身体の状態・使徒や人間関係によるストレスの状態etcによって変わってきます)
第一頸椎(アトラス)を正して、元気で楽しい社会生活を送れるようにしましょう。