⚪︎癖・習慣編

⚪︎癖・習慣編

施術を受けるとしばらく良いのに、なかなかアトラス調整後の維持ができないとお悩みのあなた。

あなたの悪習慣や悪癖・悪姿勢が原因かもしれません。長年かけて悪くした原因でもあるのです。
効果がアトラスの不整合を当院で調整しても、歪みを悪化させる悪習慣や悪癖・悪姿勢を続けていては効果は半減してしまいます。
何ヶ月もかけてアトラスの調整をするために通い、症状が軽減したことにホッとして悪い寝相をつづけてしまったために元に戻ってしまうこともあるでしょう。
症状が軽くなり、からだが健康に向かったときにこそ、正しい生活習慣を守ることが大切なのです。
一度ついてしまった悪い癖を修正し、健康的な生活習慣を身につけることがアトラスの正しい位置を維持するために重要なのです。

※そんなことをしているほうが自分にとってはストレスだと言う方は、アトラス調整を定期的に受けて頂くことをお勧めします。

以下歪みを進行させる悪癖です。

 

1、うつぶせ寝

                                                 

 

真上か横向きに寝ましょう。
(アトラス~脊椎のネジレが強くある方は、就寝中にうつぶせ寝になってしまう方もいらっしゃるかもしれません。アトラス調整終わるまで無理に直す必要はございません。)

 

2、手枕・腕枕

                                                   

 

男性に多く見られます。
アトラスの歪みだけでなく、顔の歪みも引き起されてしまいます。

 

3、受話器の肩ばさみ

                                                         

 

仕事で電話を長時間使用する場合、電話器用ヘットセットに交換することをお勧めします。

 

4、片側ばかりで噛む

                                                   

 

一方の歯がないために、または一方の顎に痛い歯があるために、もう一方の顎ばかりを使っているなど、一方の顎ばかりを使っていると、顎を吊り下げている左右の筋肉がアンバランスになり、段々と顎がずれ、元に戻らなくなります。
下顎頭の位置も狂ってしまい、顎が痛い、顎が開きにくいなどの症状が現れてきます。

さらに顎がずれるとアトラスの不整合を招き頭蓋が歪みます。
頭は5~8kgもの重い部分ですから、バランスをとろうと背骨が曲がってしまう場合があります。

こうなると、肩こり、腰痛、ひいては脳の視床下部から発信している自律神経に影響が出て、内臓疾患例えば胃や腸や心臓など、様々な全身の病気を引き起こす道筋ができてしまいます。

 

5、歯ぎしり

                                               

 

「人間は、ふだんリラックスして、必要なときに緊張する」というバランスが大切です。
それなのにずっと噛みしめていると、一日中身体が緊張していることになり、体調を崩すことにつながります。

起きている時も歯ぎしりはおこなわれているのをご存知ですか?

仕事に集中している時やストレスを感じている時についやってしまう方も多いでしょう。
歯ぎしりを指摘すると、寝ている時に歯ぎしりしていると言われたことはありませんという方も多いですが、起きている時に無意識にくいしばる、カチカチ歯を合わせる方が、はるかに歯に悪影響をおよぼしているのです。

しかも寝てる時間よりも起きている時間の方がはるかに長いはずですから。

歯ぎしりは寝てる間だけのものではないことを自覚してください。
夜間の歯ぎしりをする人の割合は8~16%といわれていますが、日中の歯ぎしり・食いしばりをあわせると90%近くの方がしている可能性があるという疫学調査もあるようです。

①まずはリラックスを

子供から大人まで、何かとストレスフルな毎日です。
大都会に住んでいる方ならなおさら・・・・。
がんばり過ぎ、過緊張は食いしばりや歯ぎしりの原因となります。
歯をくいしばって頑張ることも時には必要なのかもしれませんが、四六時中力がかかってるのは歯だけではありません。
その周りの筋肉も拘縮しアトラスの不整合を複雑にさせている印象を受けます。
そして顎関節症や頭痛を引き起こしている可能性があります。

1日何回かはリラックスすることが重要です。

②歯と歯は数ミリ離して作業

ほとんどの方が「歯と歯は当たっているのがふつう」と思い込んでるようです。
本当は、上下の歯が2~3ミリ開いているのを「安静位」とよび、これが人間にとっては”自然な形”であるのです。
口は閉じ、口の中では歯と歯は離れていなければならないのです。
歯が当たってしまうと”噛みしめ”につながり体の緊張は起きてしまうのです。

 

6、休憩なしのPC作業

                                                 

 

●椅子の高さ、机の高さとキーボードの位置、ディスプレイの位置と高さ

2002年に厚生労働省が策定した「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」によると、「パソコン、携帯端末などの連続使用時間は1時間以内」と定められています。
パソコンやスマホを操作する時は腕が固定された状態で画面を凝視するために、首が前に突き出て、背中が丸くなってしまいます。
この姿勢を続けると、重い頭を無理な姿勢で支えるために、首の筋肉に負担がかかり、肩コリや首コリに。

これが「スマホ首」です。

 

7、ストレスのかかる仕事・人間関係

                                           

ストレスを感じる時や集中している時に噛み締めや身体を緊張させている方が多いです。
「緊張型頭痛」を引き起こす原因は、精神的・身体的ストレスであることが多く、コンピューター操作などで長時間同じ姿勢をとり続けている人に起こりやすい病気です。

 

8、高さの合わない枕の使用

                                                           


枕が高すぎると寝ている間、肩・首周りの筋肉が引き伸ばされて負担がかかります。
寝違えをよく起こす方は、アトラスの不整合がおきている状態や枕の高さが合っていないことが考えられます。
(当院でも頚椎の状態に合わせた枕の制作をしています。)

 

9、寝落ちの首カックン

                                                     

 

電車の中でウトウト、首カックン。夜更けまでテレビを見ながらウトウト、首カックン。
5~8Kgの頭蓋が前後左右に倒れこむ衝撃が上部頚椎に負荷をかけていきます。
首カックンをする習慣のある方でも靭帯筋肉が硬くなって来た中高年にアトラスと頭蓋、顎関節に変性を生じ、ジストニアや認知症リウマチなどの難病になっている方が見受けられます。
勉強に追われる受験生、仕事に追われるビジネスマンやIT社長、家事に追われれる主婦と忙しく24時間では足りないと思っている人も多いことでしょう。
しかし人間は、きちんと寝て休息をとってとOn &Offの切り替えをしっかりしないと、交感神経と副交感神経の切り替えも出来なくなり自律神経失調症へと突入していきます。

スマホやパソコン操作もほどほどにして、眠気を感じたらベットや布団に横になって休むことを心掛けましょう。

その他、足を組む・立ち姿・カバンの持ち方・頰づえ・悪い姿勢・過度な刺激(激しいスポーツ、ジェットコースターやバンジージャンプ、ヒップホップダンス・バレエetc)

運動不足と転倒などの頚椎・脊椎・尾骨への衝撃

家具やテレビの配置を見直す必要があるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

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